February 07, 2010

雪道ライダー

このところ雪が多い。
例年はほとんど雪が積もることがない仙台だが、今年、特に今週は毎日のように雪が積もった。特に今日はここ何年かで一番の大雪になった。
そんな夜の雪道を、今日も自転車で帰ってきた。
雪が降ったからではなく、ここ一ヶ月ほどほとんど毎日自転車通勤なのだ。始める前は寒くてとても無理だと思っていたけれど、やってみると意外となんともない。寒さを防ぐにはいくつかポイントがあって、首と手首を冷やさないようにしていれば氷点下ひとけた程度の寒さはどうということではなかった。
いまひとつ体になじんでいなかった金色のクロスバイクもグリップの角度という意外な部分の調整でかなりしっくりくるようになり、悪路に強いブロックパターンタイヤの効用もあいまって万能通勤自転車として仕上がってきた。

ただ雪道における盲点は、湿った雪道ではVブレーキに雪が詰まってブレーキがほとんど利かなくなることである。本来この自転車はもっぱらオンロード用に設計されたフレームなのでブレーキ周りの泥詰まり防止は全く考慮されておらず、さらに太めのブロックパターンタイヤに交換しているのでフレームとタイヤの間の空間がほとんどなくすぐに雪が詰まってしまう。もっとも雪道でブレーキを使うことはほとんどないので、いずれにしてもブレーキなしで止まれるような走り方をするしかない。
ちなみに雪道で滑ることはほとんどない。滑るのは氷。もうひとつ厄介なのは前に走った自転車が作った轍にハンドルと取られること。誰も走っていない雪道を最初に走るのは滑らないし結構気持ちがいい。

00:04:41 | blueskyland | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks