January 03, 2010
Again
これまでコロコロと新しい機材に乗り換える人がよく理解できなかった。でも少しわかったことがある。今という瞬間は今しかなくて、人生はいつ終わるか分からなくて、過ぎ去った時間は取り戻すことができないってことがわかっているから、今手に入る一番のもので勝負してるんだってこと。
今の自分には多少のお金はあるし、もっと良い機材に変えようと思えば変えられるのに買えないのは、たしかにこれまで使ってきた機材への愛着とか慣れとか資源を大切にとかいうのもあるけれど、やはり今が今しかないということが分かっていないのだ。
結局のところそれは今でも心底分かっているわけではない。ただ、それに気がついたのは、このところ心身ともに調子が悪くて虫歯になったりめまいがしたり頭痛がしたりして、もしこれが重い病気で余命いくらもなかったりしたら、自分はどうしたいんだろうとか想像してみたからだ。
たぶん自分はまだまだ死なない。でももしあと1ヶ月で終わりだと言われても悔いのないように生きることが大切なのだ。そんなことはずっと前からわかっていたはずなのに。
わかるってこととできるってことはだいぶ違う。
自分が人とは違うところ。それは望んでそうしているものと、そうではないものがある。
まっすぐでありたい。一つのことをちゃんとやり遂げたい。マイナーな分野でいいからスペシャリストでありたい。それは望んでやってること。
だからと言って不器用に生きたいわけではない。結婚もしたくないわけではない。自分のいろんな問題の根っこはだいたい同じ。古いものから抜け出せないのも、結婚できないのも。望んでやっているわけではなくて、まっすぐでありたいっていうことの副作用のようなもの。
これまでずっとそれを許容していたように思う。しかたがないって。でもそれではまっすぐに進んできたつもりの道でつまずいたときに立ち直れなくなる。これではいけないんだって思うようになった。
そんな最近の私のお気に入りは川嶋あいの「Again」
「窓を開けてみるとまたいつかの羽でどこまでも飛んで行けそうな気がした
愛されたくて生まれてきた どこではぐれたの?
本当の私 やり直したい
I can believe in myself righit now
Again」
「勇気はいつだって何かを覚悟したときに生まれ落ちるものだから」
「僕たちは今この場所からつくり出せるだろう
何かの代わりじゃない確かなものを I can trust my heart」
23:08:31 |
blueskyland |
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January 01, 2010
2010年初日の出
PENTAX istDS2 / SIGMA APO TELE MACRO 300mmF4.0
今年も昨年同様に低空に雲があって、水平線からのご来光とはなりませんでした。雪まじりの強い風で寒かった。
18:24:22 |
blueskyland |
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