June 30, 2008
ひさびさなので何を書こうか
昨年末あたりから5月半ばくらいまで忙しさが加速し続けていたけれど、このところだいぶ落ち着きを取り戻してきました。フォトフレンドのほうは少し前からぼちぼちと投稿できるようになってきて、ブログのほうもそろそろ再開しようかと。
この半年ほどいろいろあったけど、まだあんまり書く気がしないからとりあえず気楽な話題を。
最近のマイブームはYAHOO!オークションなのだ・・・。主にマニュアルフォーカスのフィルムカメラやレンズを格安で買いあさっている。最初は要領がよくわからなかったけど、うまく安く確率よく落札する方法がだいぶ分かってきて、1週間前は空振り続きだったのがこの週末に一気にカメラ3台&付属品も含めてレンズ4本ほかを落札してしまった。それでも送料とか全部合わせても14,000円くらいかな。
急に思い出したようにフィルムカメラに興味が戻ってきたのは、このところデジタルで撮った写真が本当に自分の作品なのか自信が持てない感覚に捕らわれるからなのだ。デジタルでもちゃんと気持ちが入った写真を撮れることもある。だけどどうしても数打てば当たる方式になってしまって、偶然の産物という感じがして仕方がないのだ。
かつて、写真はとてもお金がかかるものだった。だから必然的に1枚1枚にかなりの集中力を費やしてシャッターを切った。ランニングコストほぼゼロのデジタルではなかなかそれが難しい。
やはり私の場合はもっと1枚1枚を大切に撮りたいと思う。
1枚1枚を大切に、気持ちをこめて、と考えたとき、思い出されるのが2001年の秋の京都だ。カメラはフルマニュアル機械式カメラRICHO XR-8 super。レンズはsmc PENTAX-M 28mm F2.8。直観と内臓露出計だけを頼りに、1枚必中という感じで印象的な景色を何枚も撮っている。
あの集中力、感性を研ぎ澄ましていく感覚、あの感じが忘れられない。それが改めてフィルムを使ってみようと思ったきっかけです。
どうせならフルマニュアルで。そう考えると、RICHO XR-8 superが手元にない今となってはその代りを手に入れようと。
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