November 25, 2001

遅寝遅起きは大損 〜しかたなく横浜市内の紅葉探し

 土曜日が遅起きだったせいで早寝ができず、起きたのはやっぱり昼。この時期は昼間が短いんだから早起きしないとと思いつつもできていない。
 しかたなく、近場で紅葉を撮影できるところを考える。京急の駅からすぐに紅葉がありそうなのは弘明寺だ。さっそく出かける。今日は2本の28mmの試し撮りがメインになる。カメラはXR-8SとZ-1P、レンズは2本の28mmと90mmマクロ。弘明寺は春に桜を撮りに来たけど、紅葉は今一つ。ほとんどシャッターを切れなかった。ただ別な大発見はリスが住んでいるということだ。動物園とか以外でリスを見たのは初めてだ。
 弘明寺の次は住宅地を抜けてこども植物園をめざす。ほとんど地図を見ていなかったけどかなり正確に来られた。ここは入場料もとられない小さな植物園、というよりはむしろ広々した公園といった方が正確かも知れない。ここにはけっこうきれいな紅葉があった。28mmのテストの意味で同じアングルで使い分けて撮ってみた。
 そのあとは国道1号線を越えて夕焼けが見えそうな場所を探して高台の住宅地へ。途中で旧東海道ウォーキングの時に歩いたところとクロスした。高台から見るとびっくり、富士山がくっきり見える。富士山がよく見えるポイントを探して歩く歩く。最終的に、横浜新道の藤塚ICの脇に富士山の夕景のベストポイントを見つけた。着いた頃にはもうかなり暗くなってしまっていて、もう少し早く着いたらよかった。でも高速道路の夜景と富士山のシルエットというのもなかなかな景色だった。
 このあとは地図を見なかったのがいけないんだけど、やけに大回りして横浜駅まで歩いてしまった。場合によってはもっとすごいところまで大回りしてしまう可能性もあったのでまだ良かった方だと思う。


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November 24, 2001

東京の紅葉探し

 前日が仕事で夜遅かったので、やはり昼近くまで寝ていた。今日は東京都内に紅葉を探しに行く。撮影機材は京都と同じでXR-8S+28mmと90mmマクロ。そうそう、京都で撮った写真は久々にいいインスピレーションをとらえていた。けっこうイメージ通りに撮れていて、やっぱり京都はホームグランドだと思った。フルマニュアルのXR-8Sを使いこなしているというところも冴えていた証拠だ。
 きょうはまず品川で降りて、NTT関東病院の裏にある池田山公園をめざす。このあたりは前も歩いたけど坂が多い。ものすごいアップダウンだ。池田山公園は小さな公園だけど、紅葉はなかなかきれいだった。でも今日はセンスがいまいち冴えていない。さらにXR-8Sの調子がおかしいなと思ったら、電池が切れて露出計が作動しなくなっていた。メカニカルカメラなので電池がなくても問題なく動くんだけど、さすがに露出計なしではボクには使えない。それでも果敢にカンを頼りに撮ってみた。
 そのあとは目黒の国立自然教育林へ。ここはリボンを使って入場者数制限をやっていて、実際待ち時間はないもののかなりの人が来ていた。中はというと、けっこうただの森。というか都会の真ん中によくもまあこんなにうっそうと森が茂っているなという感じ。ただあまり美しい森ではなく、ただうっそうとしている。あと高速道路の音が聞こえるのでやっぱり本物の自然とは違う。ついでにカラスが多い。

 そのあとは新宿へ。今日は中古カメラ屋さんで中古のレンズを買った。シグマ28mmF1.8という学生のころ欲しかったレンズで、F1.8という28mmらしくない明るさが特徴で、しかもキレがいいと評判だった。それが新品同様でしかも安い。元箱付きで12000円、これは今まで買ったレンズの中で一番安い。このレンズは同年代のZ-1Pにジャストフィット。大きな花形フードがかっこいい。


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November 18, 2001

久しぶりの森林ボランティア

 朝5:15にPHSの目さましが鳴った。誰にも気付かれないようにこっそりと着替えて、まず脱出ルートを確かめに行く。そろそろ朝食の準備を始めてもおかしくない時間だけどロビーに人の気配は全くない。幸いにも玄関に鍵はかかっていなかったので自分の靴を靴箱から持ってきて用意して置いた。いったん部屋に戻り、静かに布団をたたんで荷物をまとめて部屋を出た。さっき用意した靴を履いて玄関を出て、早朝の脱出作戦はあっけなく成功した。
 外はまだ真っ暗で、空には星が輝いている。街灯もない真っ暗な坂道を下り、電車の本数が少ない伊東線の木ノ宮駅はパスして熱海駅まで歩く。熱海駅に着いた頃にはだいぶ明るくなっていた。熱海から相模湖へは茅ヶ崎で相模線に乗り換えて、八王子で中央線に出る。かなり遠かったけれどほとんど寝ていたのであっという間だった。

 ここ2ヶ月、仕事仕事で森林ボランティアはお休みさせてもらっていたのでだいぶ状況が変わっていた。今日はまず炭窯が完成して火入れ式をやった。それから今日は建具組合で何か作るための間伐材が要るということで、午前中は3人一組で細い杉や檜の間伐をやった。ボクはわりと若い人3人で組になって、3〜4本切った。しかしノコギリで切るのとチェーンソーで切るのでは全くペースが違い、チェーンソーの人はものすごいペースで何本も切っていた。切った木は立ち枯れというやり方で乾燥させるため、上の方の葉っぱが付いた枝はそのままにしてそのまま置いておく。そうすることで葉っぱの蒸散作用を利用して木を短期間で乾燥させるということだ。この方法は以前にも何かで聞いたことがある。そのついでで枝打ちの時の枝の切り方を教えてもらった。枝の根本のこぶの真ん中くらいから切るのがいいそうだ。それなりに根本を切らないと節が残ってしまうらしい。
 そして午後はチェーンソーの精鋭部隊以外はまたまた道作り。8月に最後に来たときに途中まで整備していた道は東海自然歩道に合流する地点まで一応の整備が終わっていて、そのもう少し上の等高線沿いに道を切り開くということだ。半月前に精鋭部隊が横断して仮の道を作っていて、それを今回は人数をかけて整備する。やり方は斜面の上側のじゃまな木を切って斜面側に並べて土砂の流出を防いで道らしくしていくということ。道の整備はわりと慣れてきたので調子よくやれた。一応予定していた距離を整備したけれど、途中にどう見ても崖にしか見えないエリアもあり、まだまだ道と呼ぶにはきびしいものがあった。

 しかし今回は改めてこの活動は自分にとってとてもよいと思った。来月もできる限り都合を付けて来ようと思った。


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November 17, 2001

熱海の研修会

 朝7:00、夜行バスは横浜に到着した。ボクの次の予定は9:30に川崎駅西口集合となっている。今日は職場の研修会で、その実体はまあ泊まりがけの飲み会のようなものだ。まだ時間があるので、一度下宿に戻ることにした。なんせ本が重たい。
 下宿に戻り、降ろすものをおろし、かわりに今日と明日の荷物をデイパックに詰め込んでまた出発した。今度は靴を考えないといけない。というのは、この足で明日は森林ボランティアに行くつもりだからだ。
 駅前に集合してまず箱根をめざす。足柄SAのあたりからはくっきりと富士山が見える。しかしボクはどうして富士山が好きなんだろう? 御殿場インターで降りて、7月にウォーキングで前を通った平和公園というところにいって紅葉と富士山を楽しんだ。そのあとは渋滞気味の道で仙石原〜芦ノ湖を抜けて十国峠へ。十国峠から見える富士山もなかなかのもの。そこから熱海方面へ下り、研修所に到着。
 あとは宴会宴会。一部もめごとがあったりしたけど、相手にしてられないので明日のために早めに寝た。


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November 16, 2001

枚方、京都、大阪、また京都

 昼前まですっかり眠っていた。学生時代の何冊かの本を川崎へ持って帰るためにカバンに詰め込み、母と一緒に家を出た。まずは祖母の病院に行く。祖母はすっかり弱ってしまっているけれど、その手はビックリするくらい温かかった。

 そのあと、枚方駅まで歩き、京阪電車で京都の三条に出た。情報工房という学生時代の自分の職場(?)に顔を出すためだ。かれこれ3〜4年はごぶさたしている。三条の駅で電話してから訪ねると、ほとんど出かけっぱなしの浅井さんが今日はタイミングよくいた。ボクにとって浅井さんは師匠のようなものなのだ。
 ボクが浅井さんと知り合ったのは1993年に京都であったグローバルフォーラムという国際会議にボランティアで参加したときで、この会議にはゴルバチョフ元大統領も来た。ボクも握手はできなかったものの、ゴルバチョフさんを背景に写真を撮ったりした。高校生の頃から大ファンだったからね。浅井さんはこの会議のコーディネイターをしていた。かなりアバウトな運営形態だったのでボクにもけっこう出番があり、翌朝の記者会見のプレスリリースを徹夜で作ったりもした。2回生から3回生になる春のことだった。
 その後も京セラの稲盛財団がやっている京都賞の集客の仕事の手伝いとかをやって、大学を卒業して京都を離れるまで浅井さんのお世話になった。この2年間に浅井さんに仕込んでもらったことは今の自分にも生きていると思う。
 久しぶりに会って、強い絆と言うか、いつまでも消えることのない信頼関係のようなものを強く感じた。会社のほうはあいかわらず女性中心だけど当時よりも人数もやや増えて、やや組織的に動いているようだった。こちらの近況報告、というか福山から川崎に移ったいきさつとかを話して、あまり長居すると悪いと思いつつもやっぱり1時間くらいいたと思う。

 前の会社に入ってから以降で考えると何か必然的な成り行きで今ここにいるような気がしていたけど、改めて考えてみると大学時代に情報工房でシンポジウムとか文化イベントの仕事をしていた頃からは想像もつかない仕事をしているなぁと思った。しかし「リサイクル」というひとつのテーマに沿ってまっすぐにやってきた結果が今の自分であって、細かいところは抜きにしてまっすぐにやってきてこうなっているということをきちんと理解してくれるのが浅井さんなのだ。久しぶりに訪ねてみてよかった。このところの不調から立ち直るきっかけになるかもしれない。

 このあとは四条まで歩いて、阪急電車で大阪の梅田へ出た。大阪ではやはりグローバルフォーラムからのつき合いの仲間に会う。今日はMasaは出張準備とかで来れなかった。結局ボクを入れて3人。まあ連絡したのが昨日とか一昨日なので仕方ないか。焼き肉が安いので焼き肉! というのは即却下で、HEP FIVEの中のパスタ屋へいった。HEP FIVEは吹田にいた頃にすでにできていたけど初めて入った。なんか宇宙船の中みたいな感じ。パスタのあとは梅田の地下でヨーグルトパフェみたいなのを食べた。けっこう流行っているらしい。流行りといえば、京都はやたらとみんな地味なカラーのマフラーをしていた。マフラーが流行なのかな。

 さて、そのあとはまた京都に戻る。夜行バスが京都発だからだ。京都ではもうみやげ屋さんが閉まっていると思うので、大阪で京都みやげを買ってからJRで京都に戻った。


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