May 19, 2007

パーマカルチャー講座はおもしろかった

今日ははじめてパーマカルチャー講座に行ってきた。
2週間前に思い立ち、すぐに申し込んで今日初参加。詳しい内容は別のレポートで。

そもそも「パーマカルチャー」とはなんぞや。超初心者としての解釈ではあるが、「ずっと維持できる関係や仕組み」の総称というところでしょうか。たとえば昔の里山の自然と人間の共生関係なんかはそのいい見本なんだと思う。

里山の自然は「自然」という定義の解釈しだいでは「自然」ではない。里山の自然は明らかに人間が関わることによって成り立っている。ただ、人間の生活が他の生き物の活動とうまく噛み合って、安定した関係が成り立っているのだ。言ってみれば人間が自然の一部になっているとも言えるのかも。逆に里山に住む人間の生活がなくなってしまえば里山に住む多くの生き物たちも生きていけなくなる。用水路の魚も、田んぼのカエルや虫も、そしてそれを食べて生きている鳥たちも。

そんなふうにうまく自然と調和した生活を都会で実現するにはどうしたらいいのか。当然ながら都会を里山と同じにはできないし、里山とは違った関係性を作らなければならない。そのためには感覚的なものだけでなく知識が不可欠という印象を持った。

こういうのをやっている人たちはものすごいパワーがあって、受講している人たちもやはり個性派が多かった。これまでに自分が関わってきた人たちと比較すると、東京港グリーンボランティア(東京港野鳥公園のボランティア)よりは相模湖の森林ボランティア、いやむしろそれよりはWWFとかグローバルフォーラムに近い感じがした。世間では「変な人」扱いになるものが、逆に「すごい活動をしてるんですね」という感じになる世界です。そういう意味では非常に居心地が良さそう。また来月が楽しみです。

それともうひとつびっくりしたのは、今日の講義をしてくれたSZさんは千葉大学の園芸学部卒。っていうと野鳥公園のEZレンジャーと同じじゃない?と思って聞いてみたらEZレンジャーは彼の2つ上の先輩だそうです。つながってるって、いいですね。

22:38:00 | blueskyland | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks